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Next Leaders Schoolのプログラム設計思想

 

私たちは、リーダーとして社会や人々に貢献したいと考えるのであれば、

自分自身が理想や構想を描くために動くことが重要だと考えています。

そして、今回のNLSプログラムでは、社会を担ったリーダーのもとで学び

ながら、現時点での自分なりの理想や構想を描くことを目的にしています。

 

今回のNLSでは、講座の最終日に、講師の前で、自分たちが考えた構想

を発表する機会を予定しております。いまの自分の問題意識や2か月間の

勉強を反映させた上での構想を発表し、講師からフィードバックを頂き、今

後、より構想をブラッシュアップしていく上で活用して頂ければと思います。

 

そして今回のNLSは、最終日で発表する構想を2か月間でブラッシュアップ

していく設計をしております。 まずは講座開講までに、現在の問題意識や

課題、今後の理想や構想などをレポートにまとめて提出ください。現時点

でのもので構いませんので自分の言葉でお書きください。このことにより、

漫然とインプットすることを防ぎ、講義での学習効果を高めることが出来ます。

 

講義では、講義で語られる内容はもちろんですが、講師と自分たちの考え方や捉え方の違いも意識されながらお聞きください。特に事前のケース課題に対する、自分と講師との考えや捉え方の違いは意識されて頂ければと思います。講師陣は長年に渡り日本全体の展望を考えてこられております。特に講師陣の物事の判断軸は、様々な仮説と検証、世界観、思想哲学、戦略などに裏付けられたものですので、それらを学び取っていただき、自分自身の構想を磨く際に活用して頂ければと思います。

 

また、講義の前後で、受講生同士で、構想の相互フィードバックをして頂ければと思います。良い点と改善点を合わせてご指摘いただきながら、様々な視点や意見を取り入れつつ、他の人の構想へのフィードバックした内容を、改めて自分にも活かしていただければと思います。

Next Leaders Schoolの考えるリーダー論

 

リーダーやリーダーシップは、人々や社会を動かすという文脈で使われ

ます。ですが、人々や社会を動かしていく前に、自分自身が動くことが

必要です。そして私たちは、社会や人々を良い方向へ導こうとまずは

自分自身が動くという主体性こそが、「リーダーシップ(リーダー精神)」

です。

 

どんなリーダーも、誰も描いたことのない理想や構想を描きます。それ

を描く背景には、様々な原体験や問題意識があったり、あるいは、なん

とか社会にいい影響を与えるリーダーになりたいという想いもあったり

するのだと思います。いずれにせよ、リーダーが“導く人”であるゆえんは、

人々や社会を導いていく方向性(理想や構想)を描いていることです。

 

そして、理想や構想を、具体的な行動に起こしはじめたのちに、共感した

フォロワーが生まれてきます。最初からフォロワーがいるのではなく、まず

は自分が理想や構想に向かって動き出したのちに、共感や信頼をした人

がフォロワーとなってくれるというプロセスを経ます。

 

フォロワーは、アイデアやリソースを提供してくれます。メンバーやインフルエンサー、コネクターなど様々な形で、理想や構想の実現に向けたフォローを丁擁してくれるようになります。その際にリーダーが最も必要なことは、どれだけフォロワーを受け入れ、大切にすることができるのかということです。

 

そのようにしながら実績を一つ一つ積み重ねるなかから、初めて社会的な影響力が生まれてくるのだと考えます。社会を動かすには、人々を動かし、自分自身が動くという私たちのリーダー論。そして、社会や人々に影響を与えようと考えた人が、自分自身で動く主体性そのものを、リーダーシップ(精神)というリーダーシップ論。今回のNLSではこれらを前提にした上で、「いかに理想や構想を描くのか」を主軸に置いたプログラムを組んでおります。(人々を動かすフェーズは次期以降に実施予定です)

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